女性の職業

エステティシャンになるためには

数ある女性の職業の中でも、女性の感性を生かした女性特有のお仕事の1つに、「エステティシャン」がありますよね。エステティシャンになるためには、国家試験など、特別な試験は必要ありません。ですが、エステは人の体に直接触れるお仕事なので、きちんとした勉強をしておく必要があります。美容に関する事柄はもちろんですが、人の体に対する生理学的な知識、また精神的な面や心理学など、様々な方面での知識が必要になります。エステについて勉強することができる専門学校や、エステのコースがある養成学校で学んだり、エステティック専門店に勤めてからそのサロン独自の研修を受けたりして、しっかりした知識と技術を身につけましょう。エステティック専門店での研修を受ける場合は、そのままそのエステサロンで働くことになりますが、エステティシャンの仕事先は、サロンだけではありません。スポーツ施設やホテル、理容室や美容室などがあります。また、現場で実績を積んだ後に、民間資格である「認定エステティシャン」を取得し、さらに国際資格である「CIDESCOインターナショナルエステティシャン」を取得すれば、日本だけでなく、海外でも活躍することができます。「認定エステティシャン」とは、日本エステティック協会が認定する学校か、もしくは協会が主催している通信教育を修了して協会の正会員に入会した後に、試験を受けて合格すると取得できる資格です。合格率は80%なので、比較的合格しやすい資格だといえますね。「CIDESCOインターナショナルエステティシャン」は、国際的なエステティックの団体CIDESCOが認定しているエステティックの資格で、認定エステティシャンの資格を取得した後、実務経験を3年以上積むと試験を受けることができます。CIDESCO認定資格者だけを採用しているサロンやホテルもあり、また、資格手当てによって収入や将来性が違ってくるので、公的なエステの資格が確立されていない現在では、是非取得しておきたい資格です。

お花に関する職業

お花が好きな女性なら、お花に関わっていられる仕事ができると嬉しいですよね。お花に関連する職業には、色々なものがあります。一番最初に思い浮かぶのは、やっぱり花屋さんですよね。そんな花屋さんの中でも特殊なものに、葬祭専門の花屋さんがあります。お葬式には花は欠かせない存在ですよね。スタンド花や大きなアレンジメントなどが、よく飾られています。フラワーアレンジの仕事をしたい、という人にとっても、良い仕事場かもしれません。ただ、お葬式に使う花は限られていますよね。そして、アレンジの仕方もいつも似たような形になってしまいます。色んなことに挑戦していたい、と考えている人にとっては、向かない仕事かもしれません。葬儀場とは逆のお仕事、結婚式場に飾る花を扱う婚礼専門店もあります。こちらは華やかで、憧れている人も多いのではないでしょうか。ですが、やはり人気の仕事だけあって、入社してもしばらくはお花に触らせてもらえない場合もあるようです。華やかなテーブル花のアレンジやブーケ作りの他にも、式場への運搬作業や、セッティング作業など、大変な仕事がたくさんあるのです。お花の経験が何もない状態で入社すると、このような下積み作業の期間が長くなることが予想されるので、ある程度の経験をしてスキルを身につけてから就職することをおすすめします。フラワーデザインの学校も良いですが、やはり実務経験も必要です。お花屋さんで最低でも1年間、修行のつもりで仕事してみましょう。しっかりした経験があれば、自分の自信にもつながりますし、目標である結婚式場でのお仕事にも、スムーズに取り組むことができるでしょう。

派遣社員のメリット・デメリット

正社員でもなく普通のパートとも少し違う「派遣社員」は、若い女性、中でも主婦に人気のある職業です。派遣社員のメリットは、普通のパートよりも時給が良い、という点や、大きな会社で仕事をする機会もあり世界が広がる、といった点があります。また、自分の好きな時間に、好きな場所で仕事ができるといったメリットもあります。これは忙しい主婦にとっては、とても大きなメリットですね。気になる残業ですが、あらかじめ、残業のない仕事を選択しておけば、無理に残業させられるといったことはありません。良いところばかりに聞こえるけど、派遣社員にデメリットはないのかな?と思う人もいますよね。派遣社員のデメリットといえば、当然ですが、正社員と違いボーナスがない点です。派遣社員として長く働き、会社に大きな業績を残すことができたとしても、ボーナスは支払われません。金銭的なデメリットをあげれば、交通費の問題もあります。派遣社員の場合、選択した仕事によりますが、交通費が支払われない場合があります。また、支払われたとしても限度額が決まっていて、全額支給は難しい場合もあります。仕事を選択するときは、時給だけに目がいきがちですが、交通費の面も考えた上で選択するようにしましょう。年齢の壁がある、といった点も、派遣社員としてのデメリットといえます。派遣社員のお仕事で一番多いのが一般事務なのですが、事務には専門知識はそれほど必要としないので、会社側も、年齢が高く経験豊富な人を選ばなくても良いといったことがあります。35才を過ぎると、派遣社員としての仕事量が減るといった現状も覚えておきましょう。